Artist
安井 源太
「惑わされるもの」をテーマに、何かのように見えて、何にも見えないもの、鏡にうつる実物のようで実物でないものを素材として用いて、曖昧な具象を描いている。
近年はガラスやアクリル板の裏面に描くことで、描画の手順を逆にした作品を、”ペインティング”の現在進行形を過去形にして「Painted」というシリーズで製作している。
その他、自分の意識とは無関係で、時に対照的な反応を示す人体と心の関係性に興味を感じ、人体や骨格をモチーフにして絵画やコンテンポラリージュエリーを製作している。
2012年に安井源太芸術研究所を設立し、2015年に京都市京北に移住し工房を構える。美術作品の制作から造形の受注製作などを行い、アーティストが活躍できる場は美術館や画廊だけに限られていない、という考えのもと、企業と連携し美術作家としての キャリアを生かした商品開発などを行っている。
受賞歴と主な活動
- 2005
- 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
- 2005
- 西宮市民展 市展優秀賞・絵画部門最優秀賞受賞
- 2007
- 個展 番画廊(大阪)
- 2008
- 「安井源太 / 北村章」二人展 Gallery wks(大阪)
- 2009
- 個展 Gallery 6c(西宮)
- 2012
- 安井源太芸術研究所 設立
- 2014
- 個展 Gallery 3(神戸)
- 2014
- アートフェア「BAMA」(釜山)
- 2015
- 個展 Gallery 4(神戸)
- 2015
- アートフェア「ULTRA」(東京)
- 2017
- 個展「Painted」Gallery 6(神戸)
- 2018
- グループ展「日韓交流展」 Gallery Green House(釜山)
- 2018
- 個展「Mirror Scape」 Gallery Paw